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トランプ大統領、シリア反政府拠点への「無謀」な攻撃に警告

  • アサド政権とシリア同盟国の軍はイドリブ県攻撃で集結している
  • 米仏はアサド政権による化学兵器使用の可能性を警告してきた

トランプ米大統領は3日のツイッターへの投稿で、シリアのアサド大統領およびシリアの同盟国であるロシアとイランに対し、シリア国内に残る反政府勢力の拠点の1つ、イドリブ県への「無謀」な攻撃をやめるよう警告した。攻撃すれば「人道上の重大な過ち」を犯すことになるとした。

  アサド政権軍や同盟国はイドリブ県攻撃で集結しており、米国とフランスはアサド大統領が化学兵器を使用する可能性があるとそれぞれ警告してきた。仏外務省は3日の声明で、アサド政権が致死性の化学兵器を使用すれば、「行動する用意」があると表明した。

  ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はロシアの安全保障問題を担当するニコライ・パトルシェフ氏とジュネーブで先月23日に会談した際、アサド政権が化学兵器を使用した場合、トランプ政権は強力に対応すると伝えた。これに対しロシア国防省は、米国は国際テロ組織「アルカイダ」とつながりがある反政府勢力と連携して、アサド政権への米欧の攻撃の口実となる出来事をでっち上げようとしていると主張した。

  米国はシリアに対して2017年4月に限定的な空爆を実施。その1年後、アサド政権が化学兵器を使用したと判断して再び空爆を行った。事情に詳しい関係者によると、ボルトン補佐官はパトルシェフ氏に対し、次の対応はそれより強いものになると警告したという。

原題:Trump Warns Assad Against ‘Reckless’ Assault on Syrian Province(抜粋)

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