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ASEANのGDP、デジタル経済で1兆ドル押し上げ可能-ベイン

  • GDPに占めるデジタル経済の比率、ASEANは7%で成長余地
  • 各国政府はデジタル決済向上に加え統一的なデータ保護対策必要
Jakarta Infrastructure Ahead Of Indonesian President Joko Widodo's 2018 Budget Speech
Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg
Jakarta Infrastructure Ahead Of Indonesian President Joko Widodo's 2018 Budget Speech
Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

東南アジアは電子商取引やビジネス向けの他のデジタル手段を通じた貿易拡大や成長で経済規模を最大1兆ドル(約110兆円)押し上げることが可能だと、米コンサルティング会社ベインが分析した。

  ベインの3日付リポートによると、東南アジア諸国連合(ASEAN)ではデジタル経済が国内総生産(GDP)に占める比率が7%にとどまるため、高い潜在力がある。この比率は中国で16%、欧州27%、米国35%となっている。

  ASEANの各国政府には、国内および域内でのデジタル決済の向上に加え、統一的なデータ保護対策の採用が必要だと、ベインは提言した。また、デジタルインテグレーションで大きな利益を得る業界として製造業や農業、小売り、輸送・物流、情報通信技術を挙げた。

  ベインは予想されるGDP増加の試算で、生産性向上のほか電子商取引やファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)を通じた新市場へのアクセスなどを考慮した。リポートは域内の中小企業とのインタビューや調査がベースになっている。

原題:Bain Sees $1 Trillion Boost to Asean GDP From Digital Economy(抜粋)

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