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欧州の銀行、収入低迷に対する答えは合併ーUBSアナリスト

  • 不良債権の増加に直面の銀行、収入増は中銀の利上げ次第
  • ドイツ銀とコメルツ銀の組み合わせなどが取り沙汰されている

欧州の大手銀行の一部は、低金利と不良債権増加という有害な組み合わせの影響を緩和するために合併し始めるだろうと、UBSグループのアナリストらが分析した。

  2018年の銀行合併案件は過去最低付近だが、収益力への「強い圧力」の下で状況は変わるだろうと、ジェーソン・ネイピア氏らアナリストが3日のリポートで指摘した。銀行は不良債権の増加に直面している上に、収入増は中央銀行の利上げ次第だとアナリストらは記述している。

  リポートは「行動を促す戦略的圧力は主として弱さに起因する」とし、「銀行業界の利益率は現在の水準から大幅に低下する可能性があり、戦略的計画、株価、金融システムは影響にさらされる」としている。

  ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は8月に、「統合への圧力は相当高まるだろう」と発言した。ドイツ銀は国内同業のコメルツ銀行との合併の可能性が取り沙汰されている。今年はそのほか、イタリアのウニクレディトとフランスのソシエテ・ジェネラル、英バークレイズスタンダードチャータードの組み合わせなどについてが報じられた。

原題:Europe Banks to Start Merging to Combat Meager Profits, UBS Says(抜粋)

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