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米国、イランの原油輸出抑制に成功-反対する中国やインドに対しても

  • 主要輸入国のイラン産原油の輸入は米制裁に圧迫される見通し
  • 中国とインドは米制裁に反対-日本と韓国は免除目指して米と協議

世界の主要原油輸入国によるイラン産原油の輸入は、米国に賛成か否かにかかわらず、米の対イラン制裁に圧迫される見通しだ。

  インド外相は約3カ月前、同国が米の一方的な制裁に従わず、イラン産原油の購入を続けると表明。関係者によれば、中国も同様の発言を行い、米の輸入削減要求を拒否した。日本と韓国は、適用除外の確保を目指して米国と協議を進めている。

  しかし、こうした反対姿勢や協議にもかかわらず、米の対イラン制裁が11月に再開する前にイランの原油輸出抑制に成功していることが示されている。米は当初、イラン産原油の完全な輸入停止を求めていたが、単に輸入削減を目指しても市場は供給不足に陥り、他の産油国がその不足を埋めるのは困難となる可能性があると、トレーダーらは懸念している。

Who's Affected?

American allies face mounting pressure to reduce purchases from Iran

Source: FGE

NOTE: Iranian crude oil imports by country; 'Others' include Syria, Russia; 2018 figures are average of Jan.-June volumes

  米制裁に反対する発言以降、インドのイランからの原油輸入は減少しており、インドは購入の50%削減を検討しているとされている。最新データによると、最大の原油輸入国である中国のイランからの輸入も縮小し、中国のタンカーはイラン産原油の輸送を停止した。韓国のイランからの原油輸入が7月に40%余り減少した一方で、日本企業は9月積みが最後になる可能性があるとの見方を示している。

U.S. sanctions on Iran seen curbing nation's oil exports

原題:U.S. Throttles Iranian Oil Flows to Buyers Who Vowed Resistance(抜粋)

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