コンテンツにスキップする

イラン通貨、急落-米制裁再開控え原油輸出が落ち込む

  • テヘラン商業地区の両替所でリアルは対ドルで約9%下落
  • 両替商は店舗閉鎖、当局の通貨防衛能力巡る懸念広がる

イランの通貨リアルは3日の取引で急落。米国による制裁再開を控え、当局は通貨防衛に無力かもしれないとの懸念が広がり、一部の両替商は店舗を閉鎖した。

  テヘラン商業地区の両替所で、リアルは対ドルで1ドル=11万8000-12万1000リアルと、2日から約9%下落。両替所が立ち並ぶフェルドーシ通り近辺では6業者がドルの売買をしていないとの掲示を出している。

Rial weakens as oil exports decline to the lowest since March 2016

  リアルの対ドルでの下げは8月初旬以降で最も大きい。米制裁再開を数週間後に控え、イランの8月の原油輸出が約2年半ぶり低水準に落ち込んだ。2015年の核合意から米国が離脱したことで危機感が広がる中、ロウハニ大統領はすでに物価上昇を巡る不満の高まりに見舞われており、リアル安でロウハニ政権に対する圧力がさらに強まる公算が大きい。

原題:Iran Rial Resumes Drop as Oil Sales Sink Ahead of Sanctions (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE