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ベネズエラが市中銀行の法定準備率100%に引き上げ-インフレ対策で

  • 法定準備率はこれまでの30%から引き上げられる-中銀総裁
  • 「銀行の融資能力をストップさせる措置」とアルバラド議員
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ベネズエラが最近実施した通貨切り下げと通貨ボリバルの再デノミが、ハイパーインフレと引き続き軟調な闇市場レートによって短期間で失敗に終わるリスクがあることから、同国は3日思い切った対策を打ち出した。

  ベネズエラ中央銀行のオルテガ総裁によると、市中銀行が中銀に預け入れる法定準備率を30%から100%に引き上げる。この措置はインフレ対策と物価安定を目的としたもので、9月1日以降受け入れの全ての預金に適用される。こうした取り組みは数日中に発行される官報に掲載される見込みだ。

  銀行コンサルタント会社アリスティムーニョ・エレーラ・イ・アソシアドスのディレクター、セサル・アリスティムーニョ氏は「これは流動性を完全に制限する措置だ。銀行セクターはコストをカバーする資金を受け取らないことになり、身動きが取れなくなる」と指摘した。

  年末までで100万%超が見込まれる物価上昇に対応するため、マドゥロ大統領は通貨切り下げと3000%を超える最低賃金引き上げを実施した。先月には日々の取引を簡素化するため、通貨の単位を5桁減らした新紙幣を導入した。こうした措置はこの約10年間で2回目となる。

  アンヘル・アルバラド下院議員は「この措置は銀行業務を厳しく制限するものだ」と指摘するとともに、「銀行の融資能力はストップすることになる」と述べた。

原題:Venezuela Hikes Reserve Requirements in Anti-Inflation Push (1)(抜粋)

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