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Photographer: Daniel Acker

ブレント原油が約2カ月ぶりの高値-イラン輸出が16年以来の低水準

  • イラン8月の原油とコンデンセート輸出は日量210万バレル弱に減少
  • 米制裁の全面的発効を控えバイヤーがイランからの調達減らす
A Lufkin Industries Inc. Mark II Unitorque electric pumping unit removes crude oil from a Fidelity Exploration & Production Co. well outside South Heart, North Dakota, U.S., on Friday, Feb. 10, 2012. North Dakota will hold its Republican presidential caucus on March 6.
Photographer: Daniel Acker

3日のロンドン市場で、北海ブレント原油先物相場が約2カ月ぶりの高値となった。イランの原油輸出急減が背景。米国の対イラン制裁の全面的な発効を数週間後に控え、アジアのバイヤーがイランからの調達を減らしている。

  ブレント原油先物は前週末比0.7%高。ブルームバーグ集計のデータによると、イラン産の原油およびコンデンセート(超軽質原油)の輸出量は8月に日量210万バレル弱と、2016年3月以来の低水準に落ち込んだ。一方、トレーダーは予想される供給ギャップをサウジアラビアやロシアの生産が穴埋めする兆候を探している。8月にはロシアの生産が旧ソ連崩壊後の最高水準付近にあり、石油輸出国機構(OPEC)の生産も今年最高の水準に膨らんだ。

  PVMオイル・アソシエーツのアナリスト、スティーブン・ブレノック氏はリポートで、「強気のセンチメントを支えているのは、ますます相場に有利な供給見通しだ。イランの原油輸出の下振れによるところが大きい」と指摘した。

  ロンドンにあるICEフューチャーズ・ヨーロッパのブレント原油先物11月限は前週末比51セント高の78.15ドルと、7月10日以来の高値で終了した。

Brent gained 4.3% in August as Iran sanctions near

原題:Brent Crude Nears Two-Month High as Iran Ships Least Since 2016(抜粋)

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