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Photographer: Ismail Ferdous/Bloomberg

苦境の新興国市場、アルゼンチンとトルコ主導で急ピッチな展開へ

  • トルコ中銀は金融政策スタンスを来週調整すると発表
  • アルゼンチン大統領:均衡予算を前倒しで実現へ
Pedestrians gather near a gold and currency exchange store at the Grand Bazaar in Istanbul, Turkey, on Friday, Aug. 17, 2018. Turkish President Recep Tayyip Erdogan argued citizens should buy gold, then he said sell. Add dramatic swings in the lira, and the country’s traders are now enthusiastically doing both.
Photographer: Ismail Ferdous/Bloomberg

今週の新興国市場は急ピッチな相場展開となりそうだ。トルコとアルゼンチンが先月売り込まれた通貨のてこ入れに動いているためだ。

  トルコの中央銀行は3日、インフレが8月に2003年以来の高水準に加速したことから、金融政策スタンスを来週調整すると発表。アルゼンチンのマクリ大統領は、増税と歳出削減を通じて均衡予算を1年前倒しで実現させると表明した。

  SMBC日興キャピタル・マーケットのエグゼクティブディレクター、オクサナ・ラインハルト氏は、「トルコとアルゼンチンは無視できない2つの重要な問題だ。アルゼンチンは幅広く安定してきたトルコよりもっと大きな原動力になる可能性がある」と予想した。

  アルゼンチン株主導で世界の株式と新興国通貨は3日、軒並み下落し、米国の祝日にもかかわらず投資家に息つく暇も与えなかった。SEBのチーフ新興市場ストラテジスト、ペール・ハマールンド氏によると、財新伝媒が発表した中国の8月の新製造業購買担当者指数(PMI)が予想よりやや大きく低下したことは、同国経済の失速が続いていることを示唆し、新興国資産への投資意欲をそいでいるという。

Turkey's inflation rate is the highest since 2003

原題:Embattled Emerging Markets Will Take Cues From Argentina, Turkey(抜粋)

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