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安倍首相:誇りある国造りへ、「人生懸ける」-自民総裁選で選対本部

  • AI、IoTで新産業育成、自由貿易で「ルール作り先導」
  • 石破元幹事長と一騎打ちへ、安倍陣営に5派閥と竹下派有志ら

自民党総裁選への立候補を表明した安倍晋三首相は3日、「あと3年、人生を懸けて誇りある日本を子や孫の世代に引き渡していくため頑張り抜く」と述べ、政権継続への決意を示した。都内のホテルで開かれた選対本部の発足式で語った。

Japanese Prime Minister Shinzo Abe Visits Serbia

安倍晋三首相

hotographer: Oliver Bunic/Bloomberg

  再選後に取り組む課題として人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)、ロボットの分野を挙げ、「日本は世界の先頭を切ってイノベーションを起こし、新たな産業作りを進めていかないといけない」と強調。「トップランナーにならなければぐっと遅れてしまう」とも述べ、規制改革や生産性向上のための人材育成に力を入れる考えも明らかにした。

  貿易を巡る問題にも言及し、「報復関税の打ち合いは何も生み出さない、どこの国も不幸になる」とした上で、公正なルール作りを「先導していきたい」と語った。

  総裁選には石破茂元幹事長も立候補を表明しており、一騎打ちの構図となっている。8月31日付の読売新聞朝刊は投票権を持つ国会議員(405人)のうち、約4分の3の307人が首相支持で石破氏支持は40人と報じている。石破氏はウェブサイトに各都道府県向けに47本の動画を掲載するなど党員票での巻き返しを図っている。

  発足式には、党内7派閥のうち細田、麻生、岸田、二階、石原の5派閥と竹下派有志の代表者らが出席。選対本部事務総長を務める甘利明元経済再生相は、「安倍首相なければ、国内も国際政治も立ちゆかなくなる」と支持を訴えた。安倍首相は、総裁選の争点の一つになっている地方創生に関連し、「今まで以上に地方や光の当たっていない人々の声に耳を傾けていく」とも述べた。

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