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金融政策が後手に回るリスク、米国が最も高い-エコノミスト

  • 労働市場が引き締まり、賃金上昇余地あるとジェローム・ハジェリ氏
  • 米など主要中銀、近く一層速いペースでの引き締め迫られる可能性
Federal Reserve Exterior As Fed Keeps September Rate Hike In Focus Amid Strong Economy 
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Federal Reserve Exterior As Fed Keeps September Rate Hike In Focus Amid Strong Economy 
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

世界の中央銀行は金融引き締め局面のそれぞれの段階にあるが、先頭を走っている米連邦準備制度が、政策が後手に回るリスクが最も高い。スイス・リーのチーフエコノミスト、ジェローム・ハジェリ氏がこのような見方を示した。

  同氏は8月31日の電話インタビューで、米当局は「全てにおいて正しい政策を取っている」とした上で、「しかし、後手に回るリスクが高いのは誰かと聞かれれば、それは米国だと思う。労働市場環境が引き締まっているし」、賃金上昇余地もあるからだと語った。

  世界全体については、潜在成長率を上回る拡大を続けている国や地域が数多くあり、金利は依然「極端に緩和的だ」との見方を示した。長引く貿易戦争の可能性というリスクを考慮に入れなくても、世界経済に波乱が見込まれると指摘。米国を含め主要中銀が近く、予想より速いペースでの引き締めを迫られる可能性があるとの見通しを示した。

原題:Fed Is Most at Risk of Falling Behind, Says Swiss Re Economist(抜粋)

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