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中国株の弱気相場続くとの見方-JPモルガンの機関投資家調査

  • 回答者の約80%は向こう1年間の上昇率が15%を超えないと予想
  • 中国投資家は世界の他の地域のリターンにもさほど楽観的でない
General Views Of Shanghai's Lujiazui Financial District
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
General Views Of Shanghai's Lujiazui Financial District
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の機関投資家は今年これまでの株価下落をすぐに取り戻せるとは期待していないことが、JPモルガン・アセット・マネジメントの調査で分かった。

  回答者200人の過半数は中国株が向こう1年のうちに上昇すると予想しているが、その上昇率が15%を超えないとの見方が約80%を占めた。大型株で構成されるCSI300指数が今年18%下落し、年間ベースの騰落率が2011年以来最悪となる方向にあることを踏まえると、予想されている上昇率は大したことはない。回答者の約3人に1人は一段の下落を見込んでいる。調査は北京と上海の投信販売会社を対象に実施した。

Chinese investors aren't counting on a rally

  デフォルト(債務不履行)増加や与信引き締めなどレバレッジ縮小に向けた政府の取り組みに伴うリスクが重しとなり、中国本土株の時価総額は1月以降で約2兆5000億ドル(約280兆円)消失した。こうした政策は抑制されているものの、中国経済の減速を示す証拠を背景に警戒感は残っている。米国の対中関税や世界貿易の冷え込みも追い打ちをかけている。

  中国の投資家は世界の他の地域のリターンに関してもさほど楽観的でない。JPモルガンの調査によると、世界の株価が今後1年間に15%超上昇するとの回答は8%にとどまった。

原題:Smart Money Sees China Bear Market Lasting: JPMorgan Survey (1)(抜粋)

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