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12.5兆円規模の年金基金、外部マネジャー排除し独自運用へ

  • デンマーク最大の民間年金基金PFA、オルタナ投資で利回り追求へ
  • 外部マネジャーへの依存は費用がかかり過ぎ-ポラックCEO

デンマークで最大の民間年金基金、PFAペンションは外部ファンドにうんざりし、代わりに自前の人材を活用してオルタナティブ投資で高利回りを追求する構えだ。

  アラン・ポラック最高経営責任者(CEO)は、外部マネジャーへの依存は「単に費用がかかり過ぎる」モデルだと述べ、外部の企業の一部は「極めて要求が厳しくなった」と指摘した。

  PFAは資産1130億ドル(約12兆5400億円)のうち約23%をインフラや風力発電といったオルタナティブ投資商品に配分しているが、リターン改善の取り組みの中で徐々に30%に引き上げたい意向だとポラック氏(59)は述べた。

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アラン・ポラックCEO

ソース:PFA

  同氏は「現時点で債券を資産クラスとして使うことができないのは誰もが承知している」と述べ、債券のリターンでは「引退できない。極めて低いリターンであるため、われわれは他の資産クラスにシフトしている」と説明。株式は依然としてもうかる投資先だと述べ、4-6月(第2四半期)のリターンには「大方の企業が好調で、楽観論に満ち満ちていることが示されているため、われわれはもちろん見限ることはない」と付け加えた。

  PFAはポートフォリオに占める不動産の割合を高めたい意向で、8月には不動産市場で同基金としては最大の投資を実施。ドイツで10億ドル余りを投資し、不動産ポートフォリオの規模を90億ドル強に拡大した。2022年まで不動産へのエクスポージャーを「大幅に」引き上げる計画だという。

原題:External Managers Pushed Out as a $113 Billion Fund Goes Solo(抜粋)

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