コンテンツにスキップする

米短期金利上昇は一服か、財務省短期証券の入札額減少で

  • 今週は小休止、財務省は10月から供給増加の必要ある-サイモンズ氏
  • 7日発表の最新の雇用統計で利上げ観測強まる可能性も

米国の短期金利は今年、絶え間なく上昇してきたが、米財務省が今週入札を減らすため、金利上昇は一服するかもしれない。ただ、米追加利上げが差し迫っているとみられるだけに、金利低下は短命に終わる可能性がある。

  米財務省はレーバーデーの祝日明けの4日、合計1450億ドル(約16兆円)の短期債を入札する。合計額は前週に比べ160億ドル少なく、4月以降の短期債入札では初めて全体的な減少となる。短期金利は今年着実に上昇し、3カ月物と6カ月物、1年物の利回りは10年ぶりに2%を超えている。

  ただ、供給減少は長続きしそうにない。トレーダーの間では、膨らむ財政赤字を穴埋めし、米金融当局のバランスシート縮小の影響を相殺するため発行額が増加すると予想されている。さらに、7日公表予定の最新の雇用統計を受け、月内の0.25ポイント利上げ観測が強まる可能性もある。8月の雇用の伸びは恐らく加速したとアナリストらは予想している。

Treasury pulling back on T-Bill sales before ramping up next quarter

  ジェフリーズの短期金融市場エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は「これは小休止だ。米財務省は10月から供給をかなり増やす必要が出てくるだろう」と語った。

  財務省の入札の内訳は4週間物が550億ドル、3カ月物が480億ドル、6カ月物が420億ドル。

原題:Bond Traders Look for Respite as Bill Supply Poised to Dwindle(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE