コンテンツにスキップする
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

為替トレーダー、米中間選挙のヘッジ開始を-BofAストラテジスト

  • ドル・円3カ月物インプライド・ボラティリティーの保有を
  • 他のG10通貨に比べ「割安」の印象あり魅力的
Japanese 100 yen coins and 10,000 yen banknotes are arranged for a photograph in Kawasaki, Kanagawa Prefecture, Japan, on Saturday, July 7, 2018. Japan’s currency rose against every single Group-of-10 peer in the first half, with an average 4.8 percent gain. Now a combination of U.S. protectionism, European populism and emerging market turmoil threatens to push the yen even higher in the second half, according to analysts.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは、北米の夏が終わりに近づく今こそ、米中間選挙に備え計画を立てるよう、投資家にアドバイスした。

  BofAは、11月にかけてドル・円オプション3カ月物のインプライド・ボラティリティー(IV、予想変動率)を保有することを推奨している。11月の中間選挙では、民主党が下院で、また上院でも共和党から過半数を奪回しようとする見通しだ。為替ストラテジストのアリス・レン、バディム・イアラロフ両氏によると、ドル・円のIVは他のG10通貨に比べ「割安」の印象があり、円には逃避通貨としての性質があるため、秋のリスクイベントに向けて魅力的という。

Implied volatility in dollar-yen looks ``cheap,'' BofA says

  「歴史的に、米国の選挙のリスクは十分に織り込まれない傾向にあり、投票日前後にボラティリティーがかなり上昇する」と、両氏は8月30日付の調査リポートで指摘。ドル・円オプション3カ月物のIVを持つことが、「中間選挙のショックや、米中貿易問題が悪化する可能性、北朝鮮との非核化協議の影響に対するヘッジ」の一手段になると記した。

  ドル・円3カ月物IVは現在、7.35%と2月に付けた10%余りのピークから落ち着いている。

  両ストラテジストは、「選挙後に関しての最大の懸念は、楽観的な市場がボラティリティーの上昇に対応できるかどうかだ」と分析。「そうしたシナリオで、政策面の不透明性が浮上することでボラティリティーがかなり高くなる可能性があるが、そのような結果はテールリスクとしてしか織り込まれていない」と説明した。

原題:Time for FX Traders to Start Hedging Midterm Election, BofA Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE