ユーロ圏:8月インフレ、予想外の減速-2%に逆戻り

  • 8月のCPIは前年同月比2%上昇、予想2.1%上昇
  • 7月の失業率は8.2%に低下し約10年ぶり低水準

ユーロ圏のインフレ率は8月に、予想に反して前月から低下した。経済へのリスクが高まる中で金融緩和縮小を図る欧州中央銀行(ECB)の懸念材料が増えた形だ。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が31日発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比2%上昇。エコノミストは7月から横ばいの2.1%上昇を予想していた。食料品やエネルギーなど変動の激しい項目を除いたコアCPIも1%上昇に減速、予想を下回った。

  同日発表された7月の失業率は8.2%で約10年ぶりの低水準を保ったが、貿易摩擦とイタリアの政情不安を巡る懸念が景気の足かせになっている。


8月速報値市場予想7月
ドイツ1.9%2.1%2.1%
フランス2.6%2.5%2.6%
イタリア1.7%1.7%1.9%
スペイン2.2%2.3%2.3%

原題:Euro-Area Inflation Unexpectedly Slows as Trade Risks Escalate(抜粋)

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