インドネシア・ルピア、アジア危機以来の安値-新興市場の苦境広がる

  • アルゼンチンとトルコの通貨急落が他の経常赤字国に波及
  • 20年前とは状況が非常に異なるとINGエコノミスト

インドネシアの通貨ルピアが31日、アジア通貨危機の1998年以来の安値を付けた。アルゼンチンとトルコの通貨急落が新興市場の他の経常赤字国にも波及した。

  ルピアは1ドル=1万4750ルピアに下落。指標の国債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し8.06%。

  INGグループのエコノミスト、プラカシュ・サクパル氏は「他の新興市場通貨に比べてルピアが弱いのはインドネシアの対外収支、特に経常収支の赤字が理由だ」と述べた。それでも、「危機がアジア発で、ルピアの対外的信用力がはるかに弱かった20年前とは状況が非常に異なる」と指摘した。

原題:Rupiah Falls to Asian Crisis Low as Emerging Market Pain Spreads(抜粋)

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