トランプ大統領:セッションズ長官は11月までは現職、違法捜査でも

  • 「素晴らしい仕事をしてもらいたい」が「逆サイドにも目を」と発言
  • モラー特別検察官による取り調べは「違法捜査」だとトランプ氏

トランプ米大統領は30日、セッションズ司法長官を少なくとも11月の中間選挙まで現職にとどまらせる考えをブルームバーグ・ニュースのインタビューで示した。

  その一方でトランプ大統領は、2016年の米大統領選でトランプ陣営がロシアと共謀した疑惑に関する捜査への対応の不備を巡り、セッションズ長官を非難した。大統領はモラー米特別検察官による取り調べは「違法捜査」だと述べた。

8月30日、大統領執務室でインタビューに応じるトランプ大統領

写真家:Al Drago / Bloomberg

  トランプ氏は大統領執務室でのインタビューでセッションズ長官について、「彼に素晴らしい仕事をしてもらいたいだけだ」と語った。11月以降もセッションズ長官を現職にとどまらせるかを問われると、コメントを控えた。「彼には逆サイドにも目を向けてもらいたい」とも述べ、同長官率いる司法省が民主党のヒラリー・クリントン氏の問題などを捜査するよう改めて求めた。

  トランプ大統領は公式、非公式の場を問わず同長官を繰り返し攻撃している。その発端は16年大統領選のロシア関与疑惑の調査でセッションズ長官が17年3月に自身の関与を控えると表明したことだ。その後、ローゼンスタイン司法副長官がモラー氏を特別検察官に任命した。

  大統領はインタビューで、モラー検察官による召喚があれば応じるかとの質問に対し、「状況を見守る」と発言。「私の考えは異なる。違法捜査だと私は認識している」とも語り、「偉大な学者ら」は「特別検察官のポストが決して置かれるべきではなかった」と指摘していると述べた。

原題:Trump Will Keep Sessions Until November Despite ‘Illegal’ Probe(抜粋)

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