グロース株は弱気相場に直面、バリュー株に上振れ余地大

  • バリューとグロースのスプレッド、ネットバブル以来の最低水準付近
  • 次の下落局面では割安株がアウトパフォームする公算大きい

Photographer: Martin Leissl / Bloomberg

Photographer: Martin Leissl / Bloomberg

もしアナリストが正しいなら、米国株の歴史的な強気相場で最大の勝ち組となった銘柄の一部が厳しい局面に向かっている可能性がある。

  一貫して高水準の利益を稼いでいる企業、いわゆるグロース株は、上昇相場に後れを取る割安なバリュー株に先行している。実際、S&P500種バリュー指数はグロース株との比較で2000年以来の低水準に接近している。

  もっとも、この2つのファクター間におけるパフォーマンスの違いを語る上で安値更新が一つの節目になるとしても、アナリストらはドラマは終わらないと考えている。モルガン・スタンレーは今週、市場ではバリュー株が不釣り合いなほど売られており、これは次の下げがグロース株に生じる公算が大きいことを意味すると指摘した。
             

              
  マイク・ウィルソン氏を含む同行の株式ストラテジストらは27日のリポートで、業績見通しが大幅に改善されても、上振れ余地が大きいバリュー株が最大の受益者になるだろうと述べた。
            

Cheap Thrills

Value factor clocks worst performance over the past month

Source: Bloomberg

Pure market neutral factors as tracked by FTW < GO >

  また、エバコアISIのポートフォリオ戦略責任者、デニス・ディバッシャー氏は28日のリポートで、割安株はモメンタム株を広くアンダーパフォームしているものの、極端な格差はこの関係がより平均的な水準に収れんする公算が大きいことを意味すると説明。「伝統的なバリューと価格モメンタムの相対パフォーマンスは16年半ば以来の低水準にある」とし、「価格モメンタムの戻りはピークに達している可能性がある」と付け加えた。

原題:Morgan Stanley Says Growth Stocks Face Rolling Bear Market (1)(抜粋)

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