ルネサスエ:米インテグレーテッド買収、6600億円規模-日経

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車載向け半導体で世界2位のルネサスエレクトロニクスは、米半導体メーカー、インテグレーテッド・デバイス・テクノロジーを買収する方針を固めたと31日の日本経済新聞が報じた。自動運転の強化が目的で買収額は60億ドル(約6600億円)規模としている。

  ルネサスは同日夜、「事業のさらなる成長に向けて本件について検討しているが、現時点で決まった事実はない」と発表。買収の際には相乗効果や経営方針の親和性などが重要な判断材料になるとし、買収資金の調達方法や買収後の財務体質にも十分配慮していく方針を示した。

  半導体業界では自動運転やIoTの進歩を背景に需要拡大が見込まれている。ルネサスエは2017年2月に汎用(はんよう)性の高い「アナログ半導体」が強みの米インターシルを3000億円超で買収し、M&A(買収と合併)を活用した事業拡大を進めている。

  ルネサスは10年に日立製作所、三菱電機、NECの半導体部門を統合して設立。官民ファンドの産業革新機構が13年に出資して議決権の69%を保有し経営再建を主導してきたが、段階的にルネサス株売却を進めており、現時点の保有比率は33%余りまで低下した。トヨタ自動車も出資している。

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