バフェット氏がアップル株買い増し-iPhoneは「非常に割安」

  • 直近の届け出以降、保有を「ほんの少し」増やしたとCNBCに語る
  • 債券より株式を選好、高値更新でも-ブルームバーグTVに発言

ウォーレン・バフェット氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハサウェイが既に大量に保有するアップルの株式をさらに買い増している。

  バフェット氏(88)は、アップルが熱烈な顧客を抱えていることを理由に投資先として選好しており、バークシャーが直近の届け出以降、アップル株の保有を「ほんの少し」増やしたことを30日のCNBCとのインタビューで明らかにした。同氏はさらに、バークシャーがこの数カ月で自社株を「少し」買い戻したことも明かした。

  バークシャーの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるバフェット氏はアップルについて、「巨大な顧客層によって必要不可欠と見なされている製品を持ち続ける必要がある」と指摘。「iPhone(アイフォーン)」はその実用性と比較すれば、顧客にとって「非常に割安だ」と語った。

米バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットCEO

出所:ブルームバーグ)

  バークシャーは今年6月末までにアップル株の保有を2億5200万株に増やした。ブルームバーグの集計データによると、保有株の価値は500億ドル(約5兆5500億円)を超え、持ち株比率は5%強と第3位の株主。

  バフェット氏は関税を巡る緊張の高まりについて、「それによる影響が一部見られている」と指摘。「過去1年でわれわれの事業全体にわたってコスト増が見られる。特に建設資材だ」とCNBCに語った。

  同氏はその後のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、高値を更新し続けていても株式の方が債券よりも好ましいと述べ、「何もせずに待ち続けることはできない。底で買うことは決してできない」と説明。「私は株を買っているが、それは来年値上がりすると考えているからではない」と述べた。

  バフェット氏はCNBCのインタビューで航空会社株について、バークシャーの持ち分をこれら企業の発行済み株式の10%未満とすることを目指していると発言。その水準に抑えるために時には持ち分を減らす可能性があるとした。アナリストの間では、バークシャーが航空会社を買収するのではないかとの臆測があった。

原題:Buffett Buys More Apple, Calls IPhone Enormously Underpriced (2)(抜粋)

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