トランプ米大統領:EU提示の自動車関税撤廃案をはねつけ

更新日時
  • 「十分良いものではない」とブルームバーグ・ニュースに語る
  • 「EUは中国と同じくらい悪い」とも語り、貿易慣行に不満表明

トランプ米大統領は30日、欧州連合(EU)が提示した自動車関税撤廃案について、「十分良いものではない」と述べ、はねつける意向を示した。さらに、「EUは中国と同じくらい悪い。やや小ぶりなだけだ」と語り、EUの貿易慣行に不満を表明した。

  大統領執務室でブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じたトランプ氏はEUについて、「彼らの消費者の習慣は自分たちの車を買うことであり、われわれの車を買うことではない」と論じた。

  EUの行政執行機関、欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は、トランプ氏のインタビューでの発言に先立つ数時間前に欧州議員らに対し、「米国が同じようにするなら、われわれの全ての自動車関税をゼロにする用意がある」と述べていた。

  トランプ大統領は、EUからの輸入乗用車への米関税率が2.5%であるのに対し、EUが米国車に10%の輸入関税を課していることを理由に、自動車・同部品輸入への最大25%の関税賦課の計画を正当化しようとしている。

  大統領は先に米商務省に対し、通商拡大法232条に基づいて自動車輸入が国家安全保障への脅威と判断されるかどうか調査を指示。調査結果は来年2月までに取りまとめられる予定だが、大統領はそれより前に行動を起こす決断を下す可能性もある。

原題:Trump Says EU Offer for No Auto Tariffs Is ‘Not Good Enough’(抜粋)

(欧州委員の発言など背景を追加して更新します.)
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