JPモルガン、10億ドル規模のヘッジファンド清算へ-スピンオフ撤回

Photographer: Christopher Lee/Bloomberg
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JPモルガン・アセット・マネジメントは、ファハド・ルーマニ氏が率いる10億ドル(約1100億円)規模のクレジット・ヘッジファンドを清算する方針だ。同社はこのファンドをスピンオフする計画だったが、断念していた。ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家向けの書簡で明らかになった。

  このファンドはJPモルガン・チェースの当初資本で設立されたパーム・レーン・クレジット・オポチュニティーズ・ファンド。6月13日付の書簡によると、ファンドの経営を別会社に移管する決定が撤回されていた。JPモルガンは決定の理由を明かしておらず、ファンドの広報担当者はコメントを控えた。

  JPモルガンは書簡の中で、「簡単な決定ではなく、多くの要因が働いた」と説明。資金の大半は年内に投資家に返還するよう目指すという。

  書簡によると、ファンドは設立以来50%を超えるリターンを上げ、年間でリターンがマイナスになったことはなかった。同ファンドは7月に資産のほぼ25%を投資家に払い戻していた。ファンドの従業員数は23人前後だった。

原題:JPMorgan Liquidating $1 Billion Hedge Fund Led by Roumani (1)(抜粋)

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