米キャンベルスープ:一部事業を売却へ、アクティビストの期待裏切る

  • 国際事業と生鮮食品部門を売却-米市場てこ入れに向け再編計画進める
  • 会社全体を身売りするとアクティビストは期待していた

米食品大手のキャンベルスープは海外事業と生鮮食品部門を売却する。会社全体を身売りするとの期待を裏切る形となった。

  30日の発表によると、キャンベルスープは売上高が3年間にわたって減少し、株価が下落する中、物言う投資家(アクティビスト)のダン・ローブ氏から買い手を探すよう圧力を受けていたが、同社の主要な米市場でスープとスナック菓子の成長てこ入れに向けた事業再編計画を進める。同社はスリム化を図るのに伴い、コスト削減目標も引き上げた。30日の米株式市場で、 キャンベルスープの株価は一時4.5%安。

ダン・ローブ氏

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  同社の取締役会は、米ボルトハウス・ファームズやオーストラリアの食品会社アーノッツなどのブランド売却による利益を債務返済に活用する計画だ。取締役会はデニース・モリソン前最高経営責任者(CEO)が5月に突然辞任して以降、事業の見直しを進めてきた。同社によると、売却される事業の2018年通期の純売上高は約21億ドル(約2340億円)だった。

原題:Campbell Soup to Sell Parts of Itself, Risking Activist Ire (2)(抜粋)

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