EUバルニエ氏:合意なき英離脱は依然あり得る-自らの発言を説明

  • 前日のバルニエ氏発言でポンド上昇、市場は合意の公算大と解釈
  • 英国とEUの離脱交渉担当者は31日にブリュッセルで会合

英国の欧州連合(EU)離脱問題でEUの首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏は30日、合意なき離脱は依然あり得ると警告を発した。英国との離脱交渉で合意が生まれるとの楽観につながった前日の発言について説明した。

英離脱問題でEUの首席交渉官を務めるバルニエ氏

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  バルニエ氏はドイツの公共ラジオ、ドイチェラントフンク(DLF)に対し、「あらゆる可能性に備えることがわれわれの責務だ」と述べ、「それには合意なき離脱のシナリオも含まれる」と言明した。

  ドイツのアルトマイヤー経済相も、交渉の時間はなくなりつつあると指摘。一方、これに先立ち英国の閣僚からは同国は可能な限りの妥協を提案済みで、EUが動く番だとの発言が出ていた。

  29日のバルニエ氏の発言を受けてポンド相場は上昇したが、EUウオッチャーの間では過大解釈されているとの指摘が上がっていた。バルニエ氏は31日に英国のラーブEU離脱担当相とブリュッセルで会談する。

原題:Barnier Says No-Deal Brexit Possible Despite Market Optimism(抜粋)

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