英国民の給料の8割、生活費に消える-残り1日960円の人も

  • EU離脱選択後のポンド下落でインフレ加速-中銀は利上げ
  • 出費避けられない支出が1年で6%増加-ネーションワイド

Photographer: Simon Dawson / Bloomberg

Photographer: Simon Dawson / Bloomberg

英国人の月収の大半は生活費に奪われ、他に使えるお金がほとんど残らない。英住宅金融ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーの調査で分かった。2016年6月の国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まり、その後のポンド下落でインフレが加速、国民生活が一段と厳しくなった状態が浮き彫りになった。

  ネーションワイドによると、住宅費や光熱費などを支払うと、日々使えるお金が6.6ポンド(約960円)未満の英国人は調査対象の41%を占めた。住宅ローンや生鮮食料品、燃料など出費が避けられない支出は過去1年で6%増加。英国での平均給料の約8割を占めるという。

  イングランド銀行(英中央銀行)は今月2日、インフレ抑制で利上げし、政策金利を09年以来の水準に引き上げている。

Discretionary Spending

Source: Nationwide

原題:Britons’ Essential Spending Eats Up 80 Percent of Incomes(抜粋)

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