新興市場キャリー取引、8月として史上最悪のリターンートルコ騒動で

  • 「トルコとアルゼンチンの弱さが互いに増幅」とマニュライフ
  • ブルームバーグの指数、7月末以降で5%余りの落ち込み

8月は新興市場にとってこれまでも残酷な月だった。一つの指標でみると、今年はその中でも最悪の8月となりそうだ。

  ドルのショートポジションによって調達し8つの新興市場で運用するキャリートレード成績を示すブルームバーグの指数は7月末以降に5%余り落ち込み、8月としては指数算出開始の1999年以来の最悪となる見込み。

  8月は米ドルが同国の金融引き締め基調を背景に1年2カ月ぶり高値に達した一方、トルコとアルゼンチンの通貨危機、米中貿易摩擦がリスク資産の需要を弱めた。

  パフォーマンス最悪の通貨はトルコ・リラ、アルゼンチン・ペソ、ブラジル・レアル、ロシア・ルーブルだった。マニュライフ・アセット・マネジメントのシニアアナリスト、リチャード・シーガル氏は、今年の8月は「トルコとアルゼンチンの弱さが互いに増幅し合った」と話した。

Worst August

Yield-chasers suffer worst August return ever

Source: Bloomberg

原題:EM Carry Traders Have Worst August on Record Amid Turkey Turmoil(抜粋)

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