米セールスフォース:株価下落、利益見通しがアナリスト予想下回る

  • 注目されている前受け収益も市場の高い期待に届かず
  • 予想上回る実績を達成してきた企業として物足りない内容

29日の米株式市場の時間外取引で、セールスフォース・ドットコムは下落。取引終了後に発表した利益見通しがアナリストの予想に届かず、将来の売り上げを示す注目の数値もウォール街の高い期待を満たすことができなかった。

  発表資料によると、8-10月(第3四半期)の利益は一部項目を除いたベースで最大50セントになる見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は53セントとなっていた。

  7月末時点の前受け収益は58億8000万ドル(約6570億円)。この数値は定期契約から将来もたらされる収入を示すためアナリストが注目している。今回の数字はウォール街の予想に近かったが、これまでアナリスト予想を上回る実績を達成してきたセールスフォースのものとしては物足りない。

  スティーフルのアナリスト、トム・ロデリック氏は、「第3四半期の利益見通しと、予想通りにとどまった前受け収益」が失望を招いたと指摘した。

  セールスフォース株は時間外で一時4%余り下落。通常取引終値は154.80ドル。年初来では約50%高となっている。

原題:Salesforce Falls After Profit Forecast Misses Lofty Expectations(抜粋)

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