クレディS、タブロイド紙オーナーの案件から撤退検討-関係者

  • ナショナル・エンクワイアラー紙所有のアメリカン・メディア
  • トランプ氏と不倫関係を持った女性への口止め料支払いに関与か

クレディ・スイスは米タブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーを所有するアメリカン・メディアとのビジネスを考え直している。アメリカン・メディアは、トランプ米大統領が就任前に不倫関係を持ったとされる女性たちへの2016年の口止め料支払いに関わったとされ、スキャンダルの渦中にある。

  事情を知る複数の関係者によれば、クレディ・スイスはアメリカン・メディアの約4億2500万ドル(約480億円)の借り換え案件を主導する計画だったが、同社を巡って悪いニュースが相次ぐ中、この案件から手を引くことを検討している。関係者は非公開情報だとして匿名を条件に話した。

  クレディ・スイス・グループとアメリカン・メディアの担当者はコメントを控えた。

  アメリカン・メディアはトランプ氏が大統領に選出される前、同氏の不倫関係を国民の目に触れないようにする取引をしたとされる。トランプ氏の元個人弁護士、マイケル・コーエン被告は、トランプ氏と10年以上前に不倫関係にあった女性2人に対する大統領選前の支払いについて、アメリカン・メディアが承知していたか、役割を果たしたと説明。この支払いはトランプ氏の指示に基づくため、不正な選挙献金に当たると述べていた。

原題:Credit Suisse Is Said to Seek Withdrawal From Tabloid Debt Deal(抜粋)

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