米ディックス株、一時1年ぶり大幅安-狩猟用品の販売縮小進める

  • 第2四半期の純売上高は市場予想レンジの下限を下回った
  • 既存店売上高は1.9%減と4四半期連続で減少

米スポーツ用品小売りディックス・スポーティング・グッズ株が29日の米株式市場で一時10%安と、下落率が約1年ぶりの大きさとなった。既存店売上高が4四半期連続で減少したとの発表が響いた。同社は2月に全自動射撃能力を持つ自動小銃の販売中止を決めている。

  5-7月(第2四半期)の既存店売上高は1.9%減と、コンセンサス・メトリックスまとめの予想0.8%減を上回る落ち込みとなった。この日の株価終値は2.2%安の35.60ドル。

  狩猟用品と電気製品、アンダーアーマー製品の3つの主要分野が既存店売上高の落ち込みにつながった。エドワード・スタック最高経営責任者(CEO)は電話会議で、電気製品の販売からは段階的に撤退しつつあり、狩猟用品は販売促進を従来より控えていると説明。アンダーアーマーの製品については同社と業績反転に向け作業を進めており、来年の第1四半期までの問題解決を見込んでいるという。この3分野を除くと既存店売上高は1%増だった。

  狩猟用品部門は一部銃の販売中止を決める以前から低迷しており、利益率も同社の平均を大きく下回っていたとスタックCEOは説明。さらに、販売が特に低迷している10店舗では狩猟用品を「事実上、全て」撤去する方針を示した。

関連記事:第2四半期の純売上高は21億8000万ドル(約2440億円)と、市場予想レンジ(21億9000万-23億1000万ドル)の下限を下回った。

原題:Dick’s Drops Most in a Year as Chain Scales Back Hunting Goods(抜粋)

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