ウィーワークの格付けを取り下げ-十分な情報得られずとムーディーズ

  • ウィーワークを「B3」、無担保社債を「Caa1」に設定していた
  • ウィーワークによれば、ムーディーズは格付けに対する支払いを受けず

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは29日、シェアオフィスの運営会社である米ウィーワークと、同社が発行した7億200万ドル(現在の為替レートで約784億円)相当の無担保優先債に付与した格付けを取り下げると発表した。同社の信用力の評価を継続するための十分な情報が得られないことを理由に挙げた。同社の社債価格はこの日下落した。

  ソフトバンクグループと「ビジョン・ファンド」が出資するウィーワークの広報担当者によれば、ムーディーズは格付けに対する支払いを受けていない。

  ムーディーズはウィーワークの格付けをジャンク級(投機的格付け)の「B3」、同社の7年物無担保優先債はさらに1段階低い「Caa1」に設定していた。社債の格付けは、フィッチ・レーティングスが「BB-」、S&Pグローバル・レーティングが「B+」だった。

  債券価格報告システムのトレースによれば、ウィーワークの社債価格はニューヨーク時間29日午後の時点で、額面1ドルに対し96.75セントと 1.5セント安となった。利回りは8.52%。ブルームバーグ・バークレイズの指数データによると、利回りがこの程度の水準の平均的社債の格付けは「CCC+」。

  ムーディーズの担当者は、発表資料の内容以上のコメントを控えている。

原題:WeWork Ratings Are Pulled by Moody’s on Lack of Information (1)(抜粋)

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