主要国間の貿易が2年ぶりに減少、ドル高が一因-OECD

主要国間の貿易(財ベース)が4-6月(第2四半期)に2016年以降で初めて縮小したことが明らかになった。ドル高と保護主義の高まりが背景。

  経済協力開発機構(OECD)の29日発表によると、20カ国・地域(G20)の輸出(ドルベース、季節調整済み)は前年同期比0.6%減、輸入は同0.9%減となった。貿易量は前期まで8四半期連続で拡大していた。

Trade Drop

G20 merchandise trade shrinks for the first time since 2016

Source: OECD

  OECDはドルに対して多くの通貨が下落したことが一因だと指摘しているが、トランプ米政権の関税で広がる保護主義が世界経済成長に対する最大のリスクだという懸念は、この統計により高まりそうだ。

  輸出が最も落ち込んだのはアルゼンチン(19.9%減)で、これにブラジルと英国が続いた。輸入が最も減少したのはトルコだった。

原題:Trade by Biggest Economies Shrinks for First Time in Two Years(抜粋)

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