【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • 米・カナダ交渉、アマゾンとアルファベットに強気、米GDP
  • フォートレスの直接融資ファンド、トルコ危機でPIMCOなど痛手
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

過去最長記録を更新し続ける米株式の強気相場。アップルに続いて、アマゾン・ドット・コムも時価総額1兆ドル企業に仲間入りしそうな勢いです。その一方で、こうした大型ハイテク株を代表する5銘柄FAANGのショートポジションが増えているというデータもあります。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

温度差

トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)改訂をめぐるカナダとの交渉は順調だと述べ、今週合意に至る可能性に楽観を示した。「カナダは合意に参加したがっている。われわれは金曜日までという期限を与えたが、その軌道に乗っているように思う」と述べた。カナダのトルドー首相はこれより先、米国との週内の合意を目指して取り組んでいると述べたものの、「適切な取引」を結ぶという目標を犠牲にすることはないとくぎを刺した。

強気の大旗

モルガン・スタンレーはアマゾン・ドット・コムとアルファベットの目標株価をそれぞれ35%と14%引き上げ、ウォール街の中で最も高い水準に設定した。アナリストのブライアン・ノワク氏は、アマゾンでは高マージン事業の売上高がかなり急速に伸びていると指摘。アルファベットについては、自動運転のウェイモが送迎サービスを開始すれば株高に拍車がかかると予想。これを受けて米国株式市場ではナスダック総合指数が過去最高を更新した。

トレンド続く

4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から小幅に上方修正され、2014年第3四半期以来の高い伸びとなった。企業利益は税引き前ベースで前年同期比7.7%増と、14年以降で最大の伸びとなったが、税引き後ベースでは大型減税が発効した前期の伸びを下回った。この先は減税効果の希薄化と貿易戦争懸念、米利上げの影響で景気の過熱感が薄れていくとエコノミストは予想する。

プライベートクレジット

ソフトバンクが昨年買収した米資産運用会社、フォートレス・インベストメント・グループは直接融資が今後成長すると見込んで、不動産や航空機リースなどの資産にリンクした債権を購入するファンドや、知的財産に投資するファンドを設定する。10月に直接融資ファンドとして20億ドル(約2200億円)をまとめる見込みで、すでに特許を専門とするファンド向けに4億ドルを調達。また、オープンエンド資産ベースファンドでも需要増加を見込んでいるという。

スピード波及

トルコの金融危機は急速に他の新興市場に広がり、ブラックロックやパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)などのファンドは3週間で5%を超える損失を被った。現地通貨建て債券ファンドの8月の平均成績はマイナス2.1%で世界最悪だった。PIMCOのアンダース・フェアグマン氏は、トルコ資産への投資家の戻りは遅いと予想する。

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