ドイツ銀行CEO:欧州の銀行、合併圧力は著しく高まるだろう

  • 規制面の負担、IT投資が多くの銀行を圧倒する-ゼービングCEO
  • コメルツ銀行との合併観測には触れず、世界的な野心は捨てずと表明

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)から欧州連合(EU)内の数千に及ぶ銀行への厳しいメッセージはこうだ。合併して大きくなる以外に生き残る道はない。

  ゼービングCEOは29日にフランクフルトで行った講演で、「欧州で銀行合併への圧力は著しく高まるだろう」と言明。すでに急を要しているIT投資に加え規制面の要件厳格化で、多くの銀行は負担に「圧倒」されるだろうと語った。

  「ユーロ圏には5500の金融機関があるが、ますます全体を見通すことが困難なこの世界の中で、どれだけの金融機関が本当にリスクを管理できるだろうか。規模の優位性がかつてないほどの大きさを持つプラットフォーム経済にどれだけの金融機関が適合できるだろうか」と問い掛けた。

  ドイツ銀行自身にも、国内競合のコメルツ銀行と最終的に統合を模索するとの臆測が続いている。ゼービングCEOはこの臆測に直接言及しなかったが、同行が世界的な野心を捨ててはいないとあらためて表明した。

原題:Deutsche Bank CEO Warns of Rising Pressure to Consolidate (1)(抜粋)

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