イタリア副首相、ECBに国債購入支援を要請するとの報道を否定

更新日時
  • 匿名の当局者は国債を守るため新たなQEが必要との見解-スタンパ
  • 新政府発足以降、イタリア債の利回りは上昇を続けていた

イタリア政府が欧州中央銀行(ECB)に支援を求めるとの報道を、ディマイオ副首相が否定した。これに先立ち同国紙スタンパが匿名の当局者を引用し、政府が新たな国債購入プログラムをECBに要請する可能性があると伝えていた。

  ディマイオ副首相は29日、公式訪問先のエジプト・カイロで記者団に「誰にも、いかなる助けについても求めるつもりはない」と言明。現時点でイタリアに対する投機的な攻撃はないとの認識を示し、「そのような攻撃がもし起これば、その性質を検証する。イタリアが政府の打倒を狙って投機的な攻撃を受けるのは初めてではない」と語った。

  スタンパ紙はイタリア政府が金融市場の投機と格下げの脅威から同国債を守るため、ECBに量的緩和(QE)型の新プログラムを求める可能性があると報道。必要なら別の名前を付けることも可能だとしつつ、それ以上の詳細には触れなかった。

  ECBは報道についてコメントを控えた。

  ユーロは4営業日ぶりに値下がりし、前日比0.4%安の1ユーロ=1.1652ドルまで下落した。イタリア10年債相場は上昇し、利回りが一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下する場面があったが、ローマ時間午後3時41分時点では1bp低下の3.16%。

原題:Italy Reportedly Reached Out to ECB on New Bond Purchase Plan(抜粋)
Italy Reportedly May Reach Out to ECB on New Bond Purchases (1)
Italy Denies Reaching Out to ECB for Help on Bond Purchases

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE