Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg

新興市場通貨のボラティリティ-、対G7通貨で09年以来の高水準

  • 予想ボラティリティーはロシア危機以来の上げ幅-JPモルガン
  • 悲観的な見方の多くはトルコやブラジル、南アの通貨が対象

新興市場通貨の買い再開には時期尚早かもしれないとのシグナルを、デリバティブ(金融派生商品)トレーダーは送っている。

  JPモルガン・チェースの指数によると、新興市場通貨の予想ボラティリティーは今月2.56ポイント上昇し、2014年12月のロシア危機以来の上げ幅を記録した。主要7カ国(G7)通貨との比較では、09年1月以降で最も変動が激しくなったことが示されている。

  アット・ザ・マネーのオプションのボラティリティーに基づく同指数は、新興市場通貨のさらに大きな変動が向こう3カ月にわたり続くとのトレーダーの予想を反映。この悲観的な見方の大部分は、トルコ・リラとブラジル・レアル、南アフリカ共和国のランドについてだ。

  ドルの強さが4月以降の新興市場の弱さにつながったが、最近の売りは、インフレ加速に中央銀行の独立性を巡る懸念が相まって投資家信頼感が損なわれたトルコ発となっている。

原題:Emerging-Market Currency Volatility Highest Since ’09 Versus G-7(抜粋)

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