マスク氏が非公開化断念後にツイッター投稿-問題発言への懸念再燃

テスラのイーロン・マスク氏

Photographer: Joshua Lott/Getty Images
Photographer: Joshua Lott/Getty Images

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、短命に終わった同社の非公開化計画を取り下げてから数日後にツイッターに投稿。そこでは投資家や規制当局を驚かせた同氏の衝動的な言動が浮き彫りになっている。

  マスク氏は28日の一連の投稿で、今月の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで泣いたことを否定。その後、マスク氏が7月にタイ洞窟の救助活動参加者を「小児性愛者」と罵倒したことをフォロワーの1人が批判すると、そのフォロワーと言葉の応酬を繰り広げるという衝動を抑えられなかった。

  マスク氏はテスラに関する主張は避けた。この点については米証券取引委員会(SEC)が調査しているとされている以前の投稿とは大きく異なっている。ただ、今回の投稿で、マスク氏のツイートの常軌を逸しがちな傾向が改めて思い起こされる形となった。テスラが上場を維持し、規制当局の監督下にとどまるとマスク氏が決定した今、同氏がSECのルールを順守できるかどうかを巡り懸念が強まった。

  米機関投資家評議会(CII)のエグゼクティブディレクター、ケン・バートシュ氏は「同氏は典型的なCEOにはならないだろうから、証券法に抵触する発言を行うかどうかが問題だ」と指摘。マスク氏はSECの「一段と厳しい監視下に置かれるだろう。同社の弁護士が同氏にそう伝えているはずだ」と述べた。

原題:Musk’s Rants Rekindle Concern About CEO’s Troublesome Tweeting(抜粋)

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