ブラックストーン、今年最大級のレバレッジドローン募集へ

  • ロイター事業買収資金の調達、80億ドル相当のマーケティング開始
  • ブラックストーン、1月にロイターのF&R事業の55%買収で合意
The Reuters building in Times Square. Photographer: Chris Hondros/Getty Images North America
Photographer: Chris Hondros/Getty Images North America

ブラックストーン・グループ率いる投資家連合は来週、カナダのトムソン・ロイターのファイナンシャル&リスク(F&R)事業の買収資金の調達に向け、リスクを伴う80億ドル(約8900億円)規模のコーポレートローンのマーケティングを開始すると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。これは今年最大級のレバレッジドローンの募集になる見通し。
  
  同案件は非公開だとして匿名を条件に語った関係者によれば、バンク・オブ・アメリカ(BofA)を中心とする引受金融機関が期間7年のタームローン(55億ドル)と25億ドル相当のユーロ建てローンについて、9月4日にロンドン、5日にニューヨークで投資家ミーティングを開催する。 

  関係者らが2月にブルームバーグに語ったところによれば、これらのタームローンに加え、買収資金の調達には高利回り債55億ドル相当が含まれる。債券の部分は担保付き30億ドルと無担保25億ドルに分かれる見通し。

  ブラックストーン主導のグループは1月、トムソン・ロイターのF&R事業の株式55%を約170億ドルで買収することに合意。 リフィニティブと呼ばれる同事業は、米ウォール街の金融機関や世界の金融専門家にデータや分析、トレーディング・プラットフォームなどを提供する。買収にはロイターのニュース事業は含まれていない。

  ブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エル・ピーは、ニュースおよび金融情報などの提供でトムソン・ロイターと競合関係にある。

原題:Biggest Leveraged Loan of 2018 Hits Market for Reuters Buyout(抜粋)

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