Photographer: Susana Gonzalez

米とメキシコの貿易協定、為替操作国に「シグナル」発する条項も

  • 通貨管理の透明性維持を定める条項が盛り込まれる-メキシコ経済相
  • 中国などとの通商交渉で米の立場を強める可能性
Photographer: Susana Gonzalez

米国とメキシコは貿易協定の一環で、通貨管理手法の透明性維持を約束する。これは、為替操作を行っている国に対処する際の先例となり得る。

  トランプ大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わりメキシコとの新たな貿易協定に署名する予定だと表明した。メキシコのグアハルド経済相は28日、ブルームバーグのワシントン支局でのインタビューで、同協定には両国の通貨の透明性維持を定める条項が盛り込まれることを明らかにした。カナダの参加を巡る交渉は今週行われる。

  グアハルド経済相は、この為替条項の目的は北米以外で為替操作を行っている可能性がある国に「シグナル」を発することが目的だと説明。為替相場に関する紛争を解決するメカニズムができるだろうと述べた。

  NAFTA加盟国は変動相場制のため、この為替条項が政策決定に影響を及ぼす公算は小さい。しかし、中国などとの通商交渉で、同条項は米国の立場を強める可能性がある。

原題:U.S.-Mexico Trade Deal to Send ‘Signal’ on Currency Manipulation(抜粋)

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