アマゾンもスマホ決済参入、実店舗での買い物もキャッシュレスに

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  • ニッポンペイの技術を採用、QRコード読み取り-加盟店開拓へ
  • キャッシュレス化の進展にらみ、電子決済サービスの導入広がる
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

アマゾン・ドット・コムの日本法人アマゾンジャパンは、スマートフォンを利用した電子決済サービス「アマゾン・ペイ」を29日から開始した。アマゾンの会員は、同サービスに加盟する実店舗での買い物がスマホ決済できるようになる。

  会員が自身のスマホにQRコードを表示させ、店舗側の専用タブレット端末で読み取ると決済が完了する。ベンチャー企業の「NIPPON PAY(ニッポンペイ)」が開発した技術を採用した。同社は現在約1万5000台ある端末設置契約数の拡大を目指しており、アマゾンは今後この中から新規加盟店の開拓を進める。

  ネットショッピング中心のアマゾン利用者向けサービスの一つとして導入した。スマホ決済をはじめ電子決済は楽天LINEが既に導入、メルカリソフトバンクも独自技術で参入を計画するなど、顧客の囲い込みを狙った提供も増えている。日本ではキャッシュレス化がこれから進展するとの見方も背景にある。

  アマゾン・ペイ事業本部の井野川拓也本部長は、「オンラインとオフラインの垣根を越えることで総合的により良い利便性を提供したい」と述べた。アマゾン直轄店舗以外でスマホ決済を広く導入するのは日本が初めてだという。アマゾン・ペイでは通常、店舗側が負担する決済手数料は2020年末まで無料とする。

(第4段落に手数料について追加しました.)
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