トムソン・ロイター、最大1兆円の自社株買いへ-事業売却後

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Photographer: Simon Dawson
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カナダのトムソン・ロイターは最高90億ドル(約1兆円)規模の自社株買い計画を発表した。ファイナンシャル&リスク(F&R)事業をブラックストーン・グループに売却した後の株主還元となる。

  トムソン・ロイターの28日発表によると、公開買い付け価格レンジは1株42-47ドルと、直近20営業日の株価を12%近く上回る水準。創業家の持ち株会社ですでに同社の筆頭株主であるウッドブリッジはこの取引に参加し、持ち株比率を現行の64%に保つ。

  ブラックストーン率いる投資家グループは今年1月、ロイターのF&R事業の株式55%を約170億ドルで買収することに合意した。同事業には報道関連事業は含まれない。

  28日の米市場でトムソン・ロイター株は前日比で一時7%高となった。時価総額が310億ドルの同社は、定期的な自社株買いを通じ約10億ドルを還元することも計画している。

  公開買い付けはこの日から始まり、10月2日に締め切られる。ブラックストーンへの事業売却は同月1日に完了する予定で、買い付けはこの事業売却の完了が条件となる。

  ブルームバーグ・ニュースの親会社、ブルームバーグ・エル・ピーは、ニュースおよび金融情報などの提供でトムソン・ロイターと競合関係にある。

(更新前の記事は第2段落の買い付け対象を訂正済みです)

原題:Thomson Reuters Plans $9 Billion Buyback Following Deal (1)(抜粋)

(第5段落を挿入します.)
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