フランスの環境相が辞任、政権批判も-マクロン大統領に新たな打撃

マクロン大統領

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

フランスのマクロン大統領にとり、長く波乱続きの夏だ。

  マクロン大統領は夏季休暇に入る前に側近のスキャンダルに見舞われ、休暇明けには経済や自身の改革課題に関する一連の悪いニュースが待っていた。さらに28日には、同政権の花形閣僚だったユロ環境相が辞任。ユロ氏は地球環境保護に対するマクロン政権の「歩みが小さい」ことを理由に挙げた。

辞任したユロ環境相

Christophe Morin / Bloomberg

  同政権での閣僚辞任はこれが初めてではないが、自分が選ばれたことはフランスの変革、そして革命すらを体現していると昨年の就任時に述べていたマクロン大統領にとり、ユロ氏の批判は特に痛烈だ。

  パリを本拠とする世論調査機関エラベのベルナール・サナネ代表は「国に変化をもたらすには時間がかかり、マクロン氏もそれを承知しているが、現時点で目にしているのは、大統領の行動を巡るフランス国内の風潮、ムードの変化だ」と指摘。マクロン氏は「厳しい逆風に直面している」と語った。

原題:Macron Suffers Another Blow to Presidency as Key Minister Quits(抜粋)

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