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ポルノ女優の弁護士アベナッティ氏、20年米大統領選出馬を真剣に検討

  • トランプ氏再選阻む狙い、現大統領の出馬なければ自身も立候補せず
  • ひどい政権を排除し「米国の尊厳を取り戻したい」ーアベナッティ氏

ポルノ女優「ストーミー・ダニエルズ」と知られ、トランプ米大統領を提訴したステファニー・クリフォードさんの代理人を務めるマイケル・アベナッティ弁護士は、2020年米大統領選への出馬を検討している。民主党からの出馬を考えている他の候補者と異なるのは、積極的な活動を目に見える形で既に始めていることだ。

  先週だけでも、アベナッティ氏はシカゴで民主党全国委員会の指導者らと会ったほか、民主党の議員候補向けに資金を調達するための政治活動委員会(PAC)を立ち上げた。さらに、オバマ前大統領の上級顧問を務めたデービッド・アクセルロッド氏とも面会した。

Key Speakers At The Iowa Democratic Wing Ding Fundraiser

マイケル・アベナッティ氏

写真家:Daniel Acker / Bloomberg

  他にもアイオワ州のステート・フェアや、伝統的に大統領候補者が重要州と位置付けるニューハンプシャー州で開かれた民主党の集会にも顔を出した。アイオワ州を拠点に活動するストラテジストで、アベナッティ氏の同州訪問中に一時行動を共にしたジェフ・リンク氏は、アベナッティ氏の出馬に向けた盛り上がりは本物だと語る。

  「彼の周りには、一緒に自撮りしたい人たちが大勢群がっていた」とし、民主党員は「トランプ大統領に立ち向かう人を切望している」と続けた。

  アベナッティ氏は、国民から懐疑的に見られる可能性があることも理解している。だが、トランプ氏が大統領候補となったことが非伝統的な候補者の出馬に道を開いたと指摘する。アベナッティ氏は、トランプ大統領、ペンス副大統領が2020年大統領選に出馬しないと正式に宣言すれば、自身も出馬はしないと語る。また、民主党からの出馬を考えている人はその意思を明確に示すべきだと述べた。

President Trump's Lawyer Michael Cohen Attends Court Hearing

ステファニー・クリフォードさんとマイケル・アベナッティ氏

写真家:Victor J. Blue / Bloomberg

  アベナッティ氏は24日、シカゴでのインタビューで「これは自我や、米国の大統領になりたいという気持ちからではない」とし、「これは、この悪夢、このひどい政権の問題を解決してリセットボタンを押し、ホワイトハウスと米国の存在に国内外の両方から敬意と尊厳を取り戻す上で、私が力になれるかどうかという問題だ」と語った。

  このほか20年大統領選での民主党候補と目されるのは、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)、バロック・モンタナ州知事、前マサチューセッツ州知事のデバル・パトリック氏、バイデン前副大統領、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)。

原題:Stormy Daniels’ Lawyer Says He’s Serious About a 2020 Campaign(抜粋)

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