【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • カナダの立場、トランプ氏グーグルに警告、中国で一転攻勢のトヨタ
  • ムニューシン氏はイールドカーブ懸念せず、歴史的高水準の米信頼感
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

米国とメキシコが暫定合意した通商協定にカナダが加わるのか、期待と不安が渦巻く中、株式市場ではいち早くカナダの自動車部品株に買いが入っています。リナマーは3.1%高、マグナ・インターナショナルは1.7%高といずれも大幅続伸となり、合意を先取りした格好です。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

乳製品で譲らず

カナダのトルドー首相は米国とメキシコの間の通商協議で進展があったことを評価しながら、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の争点とされているカナダの乳製品については、従来の姿勢を変えるつもりがないことを明白にした。ワシントン入りしたフリーランド外相らカナダの代表団を通じて、建設的に関与し、カナダ国民のためになる合意にいずれ調印できることを望むと述べた。

フェイク検索

トランプ米大統領は自分についての悪いニュースばかりが表示されているとして、アルファベット傘下のグーグルが検索結果を操作していると主張。「非常に重大な状況」であり「対処する」と表明した。グーグルは声明で、「政治的な感情を操作するように検索結果を並べることは決してない」と反論した。トランプ氏はこの後もツイッターに再度投稿。グーグルだけでなくフェイスブックとツイッターに対しても「気をつけたほうがいい」と警告した。

攻めに転じる

トヨタ自動車は2030年ごろまでに中国での生産を年間350万台規模まで増やすことを視野に、事業を強化していく。ハイブリッド技術を中心に電動車を拡充させる方向で、出遅れていた中国で巻き返しを図る。現地生産350万台のほか日本などからの輸入50万台の計400万台を中国から供給していく方向性が取引先に伝えられている。今年5月に中国の李克強首相が同社の北海道の拠点を視察したことなどを契機に、中国事業に対して積極姿勢に転じたという。

心配無用

ムニューシン米財務長官は米国債市場で長短利回り差が縮小する現象について、「まったく心配していない」とCNBCとのインタビューで述べた。政府が国債発行による借り入れを増やしている現状において、イールドカーブのフラットニングは実際には好ましいことだと指摘。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を「驚くほど優秀」なリーダーだと称賛し、利上げは「うれしくない」と発言したトランプ大統領と一線を画した。

2000年以来

コンファレンスボードが発表した8月の米消費者信頼感指数は2000年10月以来、17年ぶりの高水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト全員の予想を上回った。現況指数は2000年12月以来の高水準。コンファレンス・ボードの景気指数担当ディレクター、リン・フランコ氏は発表文で、「こうした歴史的な高水準の信頼感は引き続き、短期的に健全な消費支出を支えるだろう」と述べた。

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