カーニー英中銀総裁に任期延長打診の報道、財務省は否定

  • カーニー総裁は2019年6月に退任予定、財務省が延長打診と英ES紙
  • 総裁指名権限を持つハモンド財務相は後任にこれまで言及せず

英財務省は欧州連合(EU)離脱後の情勢を乗り切るため、イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁(53)に任期の1年延長を打診した。英紙イブニング・スタンダード(ES)が報じた。

イングランド銀行のカーニー総裁

Photographer: Matthew Lloyd/Bloomberg

  英財務省の広報担当者は報道内容を否定し、財務省として関知していないと回答した。イングランド銀の広報担当者はコメントを控えた。ES紙は情報源を明らかにしていない。

  カーニー総裁はEU離脱交渉の間の継続性を保つためとしてすでに一度任期を延長し、来年6月までとした。7月にブルームバーグニュースがインタビューで総裁に任期再延長の可能性を質問した際、自身の計画は「何も変わっていない」と答えていた。

  イングランド銀総裁は英財務相が指名する。ハモンド財務相はこれまで次期総裁の候補について言及しておらず、次期総裁選びは正式には始まっていない。プレス・アソシエーション(PA)が今月報じたところによると、9月末までに次期総裁の募集要項を公表する見通し。

原題:Carney’s Future Returns to Spotlight Amid No-Deal Brexit Talk(抜粋)

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