EU:日米通商担当相を招き来月会合開催、危機回避狙う-関係者

  • WTO骨抜き回避へ、近くWTO強化の改革案を公表へ
  • 今後1年には世界各地域の高官が集まり10回程度の会合を予定

貿易戦争がエスカレートする影で、世界貿易機関(WTO)の実効性を守ろうとする動きが強まりつつある。

  事情に詳しい関係者2人によると、欧州連合(EU)は来月ブリュッセルに米国と日本の通商担当相を招き会合を開く。関係者は準備作業が公表されていないことから匿名で語った。この会合はWTOの存在意義をなくさせずに中国の貿易慣行に対処しようとする取り組みの一環で、今後1年の間には貿易摩擦を鎮静化させるための高官会議が世界各国・地域で10回程度開かれる。

  EUは来月の会合に加え、近くWTO改革案を公表する見通し。ブルームバーグニュースが入手した改革草案によると、交渉により大きな柔軟性を持たせ、紛争解決制度をより透明にするほか、貿易コストの削減やWTO自体の強化を目指している。

  

原題:As U.S.-China Trade War Grows, Europe Tries to Defuse a Crisis(抜粋)

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