メキシコ資産は値上がりへ、「経済的自殺」回避で

  • 現地通貨建て国債や輸出企業株、株価指数などに買いの好機
  • 通貨ペソは27日に上昇、メキシコ株の指標の株価指数も大幅高
Photographer: Alejandro Cegarra/Bloomberg

UBSウェルスマネジメントやジャナス・キャピタルなど大手運用会社は、米国との通商協定合意によってメキシコを取り巻く最大の不確定要素の一つが取り除かれたと評価。予想された展開ではあるものの、正式に発表されたことで、短期的にメキシコ資産が値上がりすると予想した。

  UBSやジャナスは現地通貨建ての国債や輸出企業の株式、株価指数などに買いの好機を見いだしている。通貨ペソとメキシコ株の指標の株価指数は27日に上昇、債券利回りは低下した。

  UBSグローバル・ウェルスマネジメントのチーフ・インベストメント・オフィス(ニューヨーク)で働くストラテジスト、アレホ・セルウォンコ氏は「相場上昇は続くと考えている」と述べた。

  ペソは27日に一時1.6%余り上昇しニューヨーク時間午後3時34分現在は0.8%高の1ドル=18.77ペソ。

  ジャナス・キャピタル・マネジメントの運用者、クリス・ディアス氏は貿易協定は詳細を欠いてはいるものの、不透明感は幾らか和らいだとした上で、「メキシコのファンダメンタルズは総じて望ましい。米国の力強い成長の恩恵を受ける」と指摘した。

  また、ワン・リバー・アセット・マネジメントのチェース・ミュラー氏は、米国と合意に達しなければ、経済的自殺を意味したとコメントした。

原題:UBS, Janus Capital See Rally as Mexico Eludes ‘Economic Suicide’(抜粋)

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