マクロン仏大統領:欧州は防衛で自立を、11月に通商会議呼び掛け

  • 欧州はもはや安全保障で米国だけに頼ることはできないと演説
  • 第1次大戦終結100年の11月にパリで通商会議主催すると表明

フランスのマクロン大統領は、米国などのパートナーが現行の世界秩序に「背を向け」、パワーバランスがシフトしている現状に対応して、欧州が金融・防衛面での自立性を高めるよう呼び掛けた。

  マクロン大統領はパリで27日、外交政策に関する年次の演説を行い、「欧州にとって真の問題は、欧州が戦略的に自立していると中国や米国が見なしているかどうかだ。現在はそうみられていない」と指摘。「欧州は安全保障に関して、もはや米国だけに頼ることはできない。われわれ自身で安全と主権を確保しなければならない」と述べた。

  同大統領はまた、第1次世界大戦終結100年を記念して今年11月にパリに各国代表が集まる機会を利用して、通商と安全保障面の協力を世界的に再検討するよう訴えた。フランスが関連行事と並行して、通商会議や「平和フォーラム」を主催するとも表明。「1930年代の世界的な統治の失敗」がその後の第2次世界大戦につながったとの認識も示した。

原題:Macron Urges EU to Boost Defense, Finance Autonomy From U.S. (1)(抜粋)

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