本当はどの程度リッチなの-仮想通貨長者が臨む市場の洗礼

  • ビットメイン、カナーン、億邦国際の3社が香港上場目指す
  • 「IPOはリトマス試験紙だ」とロヒット・クルカルニ氏

「仮想通貨で財を成した」と考えられている3人が、本当のところはどの程度の金持ちなのかが、判明しようとしている。

  仮想通貨マイニング用機器大手の北京比特大陸科技(ビットメイン・テクノロジーズ)、カナーン、億邦国際の3社が香港上場を目指している。

呉忌寒氏

写真家:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  この計画が進めば、これらの企業が初めて市場の審査を受けることになり、ビットメインの呉忌寒氏やカナーンの張楠賡氏、億邦国際の胡東氏の富が本物かどうかが分かる。ビットコインの昨年の急騰を受けて3社は急成長を遂げたが、ビットコインやその他の仮想通貨は今年に入り価値を半分余り失っている。

張楠賡氏

写真家:Billy HC Kwok / Bloomberg

  下落基調が長引けば、マイニングに必要な特殊なコンピューターチップへの需要が後退する恐れがある。仮想通貨での支払いを受けるためにスピードで競い合うマイナーのために開発した技術を、人工知能(AI)など他の分野にも適応させようと各社は取り組んでいるが、まだ確実ではない。新規株式公開(IPO)はこうした可能性を投資家がどう評価しているかを測るリアルタイムの指標になる。

  シェアーズポストのプライベート投資調査担当マネジングディレクター、ロヒット・クルカルニ氏は「IPOはリトマス試験紙だ」と話している。

原題:These Crypto Tycoons Are About to Learn How Rich They Really Are(抜粋)

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