中国国債投資の機は熟したとアナリスト-政策の緩和維持続く公算

  • 預金準備率引き下げやオペ通じ流動性供給拡大へ-BNPの季天鶴氏
  • 売りオーバーシュート時は長めの国債の買い時-中信証券
Photographer: JOHANNES EISELE/AFP

中国の国債を買う機は熟したと、アナリストらはみている。

  中国人民銀行(中央銀行)が金融システムへの流動性供給を増やそうとする中で最近売り込まれた国債の魅力が高まっているほか、 米中貿易摩擦の悪化が比較的安全な資産の需要を高めるためだという。10年債利回りは今月、2カ月ぶり高水準に達した。

  BNPパリバの中国金利・為替担当ストラテジスト、季天鶴氏(北京在勤)は「国債を買うには良い時期だ」と述べ、「積極的な財政政策で経済を非常に迅速に支える効果はないかもしれず、預金準備率引き下げや公開市場操作(オペ)」を通じた流動性供給の拡大があるだろうと予想した。

  中国国債相場が底入れした兆しはある。10年債利回りは先週、2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.63%。それまでは2週連続で上昇していた。

  中信証券の明明氏らアナリストは24日のリポートで、「経済が持ち直したとの強い兆候が見えるまで、中国は政策を緩和的に維持する」と分析。10年債利回りは3.4%まで低下する可能性があると指摘し、「売りがオーバーシュートとなればいつでも、期間が長めの国債の買い時だろう」と記した。  

原題:The Time Is Ripe to Get Into China Sovereign Debt, Analysts Say(抜粋)

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