カジノ会社の中国人会長が失踪、汚職関与か-済州島でリゾート展開

  • ランディング・インターナショナル、仰会長と連絡とれないと発表
  • 香港市場で株価急落、2週間前にはフィリピンでプロジェクトとん挫

カジノ施設運営のランディング・インターナショナル・デベロップメント(藍鼎国際)は、株価が週間で過去最大の下げに見舞われた。仰智慧会長の失踪を発表したことで投資家に動揺が走った。

ランディング・インターナショナルの仰会長

Source: Landing International Development Ltd.

  同社は23日に香港証券取引所に提出した文書で、仰会長と連絡がつかないと明らかにした。24日に財新が報じたところによると、同会長は国有の不良債権管理会社、中国華融資産管理との関係を巡り、当局が捜査対象としている。中国華融の頼小民元会長は、汚職の疑いで捜査を受けている。

  ちょうど2週間前、ランディングが15億ドル(約1670億円)を投じたフィリピンのプロジェクトは、ドゥテルテ大統領の突然の決定により暗礁に乗り上げた。24日の市場で株価は16%下げ、週間の下落率は42%に達した。

  香港証券取引所に提出された文書によると、中国華融は2016年12月に仰会長の持ち株会社に6億6000万香港ドル(約93億5000万円)を融資していた。ランディングはコメントを控えた。中国華融はコメントの要請に応じていない。ランディングは韓国の済州島で、同社唯一のカジノリゾート「済州神話ワールド」を運営。仰会長が同社の筆頭株主で、50.5%株を保有する。

原題:China Ex-Billionaire Goes Missing, Sparking Rout in Casino Stock(抜粋)

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